下水道科学館TOP>下水道のしくみ
わたしたちは毎日の暮(く)らしの中で、台所、せんたく、お(ふろ)、トイレなど、たくさんのよごれた水を流しています。
汚れた水と雨水とをあわせて、きれいにして川にもどすのが、下水道の役割(やくわり)。使ったあとの水がきれいになるまでの時間は、約12時間。
きれいな川や、植物(しょくぶつ)、動物(どうぶつ)たち、そしてわたしたちの快適(かいてき)な暮らしをまもるため、下水道は休むことなく水をきれいにし続(つづ)けています。
▲見たい番号をクリックすると説明が出るよ
下水道はわたしたちが使って汚れた水をきれいに処理(しょり)したり、雨や雪どけ水で街(まち)があふれてしまわないように川に流しています。下水道がなかったら、台所 やせんたく、トイレで使った汚れた水を地面にしみこませたり、道路の脇(わき)の溝(みぞ)や川にそのまま流したりしなければなりません。これでは川や道路は汚れとニオイで、いっぱいになってしまいます。街はどんどんきたなくなってしまうことでしょう。

下水道の処理水(しょりすい)は冬でも10度以上の温度があります。札幌市は、この暖かい水を使って、道路の雪を流すための流雪溝(りゅうせつこう)に送(おく)るなど、街に降り積もった雪をとかすのに利用しています。
融雪槽
流雪溝
きれいになった水は、水洗トイレや工業用水(こうぎょうようすい)などにもっと利用できるよう、取りくんでいます。
汚水をきれいにする過程(かてい)で汚泥(おでい)が発生(はっせい)します。
この汚泥はたくさんの水分(すいぶん)をふくんでいるため、水分を取り除き加工(かこう)することで、いろいろな利用が可能(かのう)になります。
札幌市の厚別(あつべつ)コンポスト工場では汚泥から札幌コンポストという肥料(ひりょう)を年間約5千トンほどつくっており、このコンポストは
畑などの農地やゴルフ場、家庭菜園(かていさいえん)などで利用されています。また、汚泥を焼却(しょうきゃく)してできる焼却灰(しょうきゃくばい)は
整地材(せいちざい)や盛土材(もりどざい)に、利用することもできます。